2020年に社会人になってからずーっと在宅勤務でした
最近は出社することも少しづつ増えてきましたが、やはりメインは在宅勤務です
今回はそんな自分の在宅勤務環境を紹介します
大事にしていること
デバイスを含めたいろんなものの選択基準と、自分が惹かれるポイントがいくつかあります
いいものにはお金をかける
これはそのままの通りです。ここ3年くらいで椅子を何度か購入したんですが、安物買いの銭失いを経験しました…。なので、長く使える、自分がめっちゃ欲しいと思うものは惜しみなく投資をしたいと思ってます
ありきたりにしたくない
ありきたりは嫌っていうか、なんでそれを選んだのか の説明に「インフルエンサーの〇〇さんが 使っていたから」みたいなのを理由にせずに、ちゃんと理由を説明したいと思っています
それを意識していたら自然とこだわりが出てきて、(おそらく)ありきたりな環境じゃなくなりました
意外性が欲しい
デバイスって樹脂系の素材だったり、金属系の素材が大半で、木材が使われている事ってレアだと思います
もし木製のキーボードとかPCがあったら「おっ?」って思うじゃないですか?(思ってください)
そういう意外性が欲しくて、木材が使われているものを積極的に取り入れてます
これが結果的にありきたりにならない要素になってます
家具
デスクは Flexispot の昇降デスクを使ってます
かつては 座椅子 + ローテーブルの時代もありましたが、
- 気分転換で立って仕事をしたい
- この資料が終わるまで座らないって決めると仕事が捗る
などなどの観点で昇降デスクを購入しました
ちなみに昇降デスクは重たいので配線整理とかのためにさくっと移動させれるようキャスターをつけています
あとで書きますが、PC は自作したデスクトップ PC を使っていて 昇降させた時に配線がごちゃつかないように PC を吊り下げるものを使ってます
製品名はなんで PC スタンドじゃなくて CPU スタンドなんやろ
ロマンで PREDUTS を使ってみたいな-って思っていますが、今はこれで十分なので購入はしていないです
DESK - GROVE / FlexiSpot E8 – PREDUCTS
椅子はエルゴヒューマンプロ の オットマン付きのを使ってます
自分に合うオフィスチェアを買おうと思って横浜の大塚家具に行って座り比べました
仕事以外の時間でも座るので休憩ができるなどの条件で色々試した結果、ヘッドレストの位置がカスタマイズできて自分にフィットしたのがエルゴヒューマンでした
(やばい こだわりが多すぎて我慢しながら書いてるのにすごい量になりそう)
メインデバイス
PC は自作したものを使ってます
仕事用の PC は BYOD が可能なので 仕事でもプライベートでもこれを使ってます
会社から貸与されている Surface Pro 7 は出社するときだけ使ってます
PC ケースは era-ITX にしました。見ていただくとわかる通り木材です。一目惚れしました。あとは mini-itx でデスクトップ PC の割にコンパクトってとこも気に入ってます
パーツはケースありきで決めました。細かい紹介は割愛しますが、簡易水冷の動作音が気になったので、CPU クーラーとケースファンを Noctua に変えたあたりもこだわりです
モニターは HUAWEI のウルトラワイドモニターと WACOM の液タブの2画面構成です
以前までは 27インチのモニターを2枚、横に並べて使っていましたがやめました
これも色々試した結果で、2画面を横に並べると首が疲れます。
実際、整体に行ったら「頻繁に左向いてます?体歪んでますよ」って言われました。
とは言え 画面共有用にサブの2枚目は欲しい 等々の理由で今に至ります
HUAWEI のやつは Amazon 限定モデルで スタンドがスピーカーになってます
スピーカーの配線がなくなってスマートかなって思って選択したんですが、音質が良くないのでいずれ スピーカー + モニターアームを買うと思います
このブログを書いているときに Amazon の新春セールが始まって、Edifier S880DB を購入しました
モニターに付属しているのと比べると 全然音質が違います。まだ数日ですが買ってよかったです
デスクの天板や その他の小物と雰囲気が合っているのもスピーカーのお気に入りポイントです
WACOM の液タブはリモート会議を意識して選択しました。リモート会議でのこだわりは別で書きます
キーボードは一番変態こだわりポイントかも…
ポイントはエルゴノミクスデザイン、有線接続、(できれば木材) です
このキーボードを使う前までは Surface のエルゴノミクスデザインのを使ってました
これを使ってから普通のキーボードを使うとめっちゃ肩が凝りました
なのでエルゴノミクスは自分の中では外せないポイントになります
そして有線接続も大事なポイントです
大事な時に電池が切れないってポイントもそうですが、先ほど書いたように BYOD デバイスとして仕事用にも使っています
そのための条件として Bitlocker の有効化があります
Bitlocker はセキュリティを高めるための設定で OS の起動時にパスワードの入力が必要になります
ここが重要で OS が起動していない時にキーボードが使用できる必要があります
最近のデバイスは Bluetooth 接続が多い (Surface のやつ含めて) ですが、Bluetooth を使うためには OS を起動しておく必要があります
その結果、bitocker の解除には Bluetooth キーボードが使えません
そのため 以前までの Surface のキーボードの時は Bitlocker の解除をするたびに別のキーボードを使っていました
これがめんどくさすぎたので有線接続が欲しかったのです
木材って観点だと Hacoa の木ーボードも良かったんですが、上記のポイントにマッチしなかったのと発売のタイミング的にも NG でした
「Full Ki-Board Wireless」無機質なパソコン周りに温もりをプラスする木製ワイヤレスキーボード | おしゃれな北欧風木製雑貨・贈り物・名入れギフト Hacoaオンラインストア
で、選ばれたのは keyboario model 100 でした
The Keyboardio Model 100
クラウドファンディングで購入することが可能ですが、自分はたまたまメルカリで出品されていたのを発見したのでそれを購入しました
マウスは Surface のエルゴノミクスマウスを使ってます
これは今までのデバイスに比べるとこだわりポイントは多くないです
ショートカットが割り当てられる (戻る [Alt + ←]、スクショ [Win + Shift + S] などを割当てます)
デバイスを3台まで切替えて使える (デスクトップ PC と 出社用 Surface とサブ PC)くらいですかね
あとは Surface 愛で使ってます
サブデバイス、小物
基本は 今までに紹介したデバイスで事足りるんですが、それ以外に使用しているするデバイスたちがいます
- Elgato Stream Deck
- Surface Dial
- HDMI の自動分配器
- デスクマット
細かい説明は割愛しますが、非常に重宝しているデバイス群です
リモート会議用のデバイス
前提としてリモート会議でノイズの少ないきれいな音声を伝えるのはマナーだと思っています
会議相手の環境はどうしようもないですが、自分で出来る工夫は最大限努力します
社会人を始めて最初の2年くらいは 有線のヘッドセットを使ってリモート会議に参加していましたが、今はやめました
理由の1つは 席を離れた時に声が聞こえない
在宅勤務あるあるだと思いますが、聞くだけの会議の時に ちょっとトイレに行ったり 冷蔵庫まで飲み物を取りに行ったりすることがあります
そんな時に有線ヘッドセットだと耳から離さないと行けないのでちょっと席を外すことが出来ないです
じゃあ無線のヘッドセットを使えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが電池残量を気にするのがめんどくさいです
仕事で 朝から夕方まで終日ワークショップの講師をさせていただくことはしばしばありますそうなると 結構なバッテリーのデバイスじゃないと持たないですし、充電をし忘れていると一巻の終わりです
もう1つの理由は、有線だろうと無線だろうと終日ワークショップでヘッドセットをつけっぱなしは耳が痛くなります
てことで、外付けのスピーカーとマイクを探し始めました
スピーカーは先に書いた通り今は~~ HUAWEI のモニタースタンドを使ってます、~~Edifier になりました
マイクはタイピング音やクリック音が入らないものを求めて指向性が高いものを探しました
各種 web 会議ツールにはノイズキャンセリングの機能があったりしますが、備わっていないツールもあるかもしれないです
なのでマイク側でそもそも音を拾わないにこしたことはないです
色々探した結果 家にマイクが眠っていたのを思い出したので使ってます
もしこれが 手元になかったら SHURE の MV7 を狙っていました
理由としては オーディオインターフェース (YAMAHA の AG03 みたいな) がなくても USB 経由でそこそこいい音が拾える、指向性が強そう、ありきたりなデバイスだが このサイト経由で購入すると色のカスタマイズができて良さげ だからです
Shure MV7
カメラについてですが これは一番拘りがないですというのもカメラをオンにして参加する会議が年に数回あるかないかです
なのでカメラ単体に高いお金をかけず、他のデバイスを優先しました
ただ全くこだわっていないわけじゃないです
デスクトップ PC を使っている関係で備付のカメラというのは存在しないので、年に数回のためにカメラを準備する必要がありました
ただ 中途半端なカメラを買って画質が微妙なのも嫌です
そこで調べものをしている手元にいいカメラがありました
そう、スマートフォンです
スマホのカメラってその辺の web カメラよりも相当画質がいいので 「これを使えばええやん!!」ってなりました
これを実現するため、会議に PC とスマホの両方で参加してスマホ側でカメラをオンにする という手もあります
が今は こちらのアプリを購入して使用しています
iVCam - Use mobile phone as a PC webcam | E2ESOFT
これは スマホを有線 or 無線 (Wi-Fi) 経由で PC と接続し カメラデバイスとして使うことができるアプリです
このアプリに課金を (1000円ちょっと) するだけで、同じ金額で web カメラを購入するより圧倒的な画質をゲットできます
また、自分がスマホを買い換えればもれなく PC の web カメラもアップデートされるという一石二鳥です
ここまで音声とカメラの説明をしました
ほかにもリモート会議を意識したデバイスがあります。それが WACOM の液タブです
出社した時、プライベートでも以前から Surface を使ってました (Surface へのこだわりはこれを見ていただけると…)
Surface Duo 2 について語る! | クラウドを勉強し隊
で 画面に直接ペンで書き込める良さは体感していて、リモート会議においてはより大事 (便利) だと感じています
ただ デスクトップ PC で仕事をしているとこれをどう実装するかに迷っていて
- マウスで気合いでかく
- 余っている Surface へ画面をミラーリングし、Surface で書いた内容をデスクトップ PC 側のモニタ-に反映させる
を経験してきました.
マウスだと細かいところを書くのが難しいですし、Surface のミラーリングは机の上のデバイスの数が増える. ワイヤレスなので多少は遅延が発生する という観点でそれぞれ満足度は 100% ではなかったです
そこで量販店の WACOM エリアで色々触ってみた結果、これを購入しました
ついでに変なこだわり (意外性) が欲しくて鉛筆みたいなペンも買いました
結果としては大満足で、マウスやミラーリングと比べるとめちゃくちゃ使いやすいです
また画面の比率が 16:9 というのも大事にしています
世に出回っているモニターの多くは 16:9 だと思いますし、PPT のスライドも今は 16:9 がほとんどだと思います
ということは 自分も 16:9 にしておくと画面サイズが統一されて見やすいはずです
また、解像度が高すぎると画面共有した時に相手側の画面で文字が潰れるかもしれません。
なので 共有用のWACOM の 解像度は 1920:1080 にしています
これ以外にも表示領域をできるだけ多くするためにWACOM (画面共有用) 側にはタスクバーを表示しないようにしています
一方で メインモニター (共有しない) には、チャットや挙手に気付けるように会議ツール, PPT の発表者ツール, 裏側で検索できるようにブラウザ を重なり合わないように用意しています
リモート会議のための工夫はまだまだあるんですが、長くなりそうなので機会があれば別の記事で書きます
配線等々
デスク周りの整理といえば配線整理です
自分の家ではお掃除ロボットがいるので床にケーブルがあると巻き込んでしまいます
そこで PC を 机にぶらさげることで、床にケーブルを落とさず、机を昇降させてもケーブルがピンと張らないようにしました
ケーブルオーガナイザーとしては これを使っています
メッシュのやつとか、カゴを吊るすパターンとかいろいろありますが任天堂 Switch (木目調のスキンシールがこだわり…!) も一緒に整理したかったので、これにまとめています
表側にはできるだけなにも見えないようにして、裏側で束ねていますもしデバイスを増やしたりして配線を整理し直したくなったとしても 机にキャスターを付けているので気軽に整理できます
また 配線をごちゃつかさない工夫としてこちらの USB ハブの機能があるモニター台を使っています
ここにキーボードや Stream Deck を接続することで PC へ伸びる配線の数を減らしています
そして何より 木 です。他にも木 が使われているモニター台があったんですが USB 2.0 だったのでこちらを選びました
Amazon で 16,000円ですが、メルカリで 10,000円でした
ちなみにモニター台の上にはモニタ-は置いておらずちょっとしたアクセントとなるものを並べています
まとめ
どうでしたでしょうか
おお、これは良さそうだから真似してみようってことがあれば嬉しいです
想像の5倍くらい長くなりました(しかも書きたいことはまだある)が、デスク周りの紹介でしたーー