社内で AI 活用した会議情報の整理について話していた時に、自分のスタイルを整理してみようと思ったのでせっかくなら記事にしてみます。
本記事では、Teams と OneNote を組み合わせて、会議情報を整理するやり方をまとめます。
これが正解という類のものじゃなく、こういうやり方もあるんだなという感じで読んでもらえると嬉しいです。
要約
- Teams 会議で 録画・録音・文字起こし を使える状態にしておくと、会議後の振り返りが楽になります
- OneNote の 会議の詳細 から Outlook 会議を追加すると、件名・日時・参加者・本文を自動で貼り込めます
- 会議メモの置き場を OneNote の 1 ページに寄せると、議事録が散らかりにくくなります
- Teams の録画や文字起こし、決定事項、ToDo を最後に同じページへ寄せると、あとから探しやすくなります
はじめに
今回は、私が普段やっている次の流れを整理して記事にしました。
- Teams 会議で録画、録音、必要に応じてファシリテーターを有効化する
- OneNote で会議用ページを作る
- OneNote の 会議の詳細 から Outlook 会議を追加する
- 自動で入った会議情報 + 個人メモを同じページに書き足していく
想定読者
- Teams 会議が多く、会議情報や議事録の置き場を整理したい方
- OneNote を使っているが、会議の詳細 機能をまだ使っていない方
- 会議後の録画や文字起こしを探す時間を減らしたい方
背景
大量の会議が毎日続くと、会議情報と議事録はすぐにハチャメチャになります。
会議の基本情報 と 会議中の情報 をリンクして管理をしたいと個人的に思っています。具体的には下記の情報です。
| 情報の内容 | 保存されている場所の種別 | 主な保存場所 |
|---|---|---|
| 会議名、日時、参加者、招待本文 | 会議予定・招待情報 | Outlook |
| 録画、録音、文字起こし、再生リンク | 会議後の記録・再確認用データ | Teams |
| 手元メモ、決定事項、宿題 | 個人メモ・フォローアップ情報 | 個人ノートやチャット |
この状態を防ぐには、会議が始まる前に「この会議の母艦になるページ」を 1 つ作っておくのが効果的です。今回はその母艦として OneNote を使います。
また、OneNote の 会議の詳細 は Outlook の会議情報をそのまま貼り込めるため、手で日時や参加者を転記しなくて済みます。地味ですが、会議数が増えるほど効いてきます。
graph LR
O[Outlook の予定表] -->|会議情報| N[OneNote の会議ページ]
T[Teams 会議] -->|録画・文字起こし・再確認| N
classDef outlook fill:#0078D4,color:#fff,stroke:#333;
classDef teams fill:#6264A7,color:#fff,stroke:#333;
classDef onenote fill:#B01E8C,color:#fff,stroke:#333;
class O outlook;
class T teams;
class N onenote;
ざっくり手順
- Teams 会議のオプションで録画・録音・文字起こし・ファシリテーターの利用可否を確認します
- OneNote に会議用ページを作成します
- OneNote の 会議の詳細 から Outlook 会議を追加します
- 会議中は OneNote に決定事項、論点、ToDo を追記します
- 会議後に Teams の録画や文字起こしの情報を OneNote に寄せて完成させます
詳細な手順
1. Teams 会議で録画・文字起こし・ファシリテーターを使える状態にする
まずは、会議後に見返せる材料を残せるようにします。
私が意識しているのは次の 3 点です。
- 録画: 会議全体を後から見返せるようにする
- 文字起こし: 話した内容をテキストで検索しやすくする
- ファシリテーター: 利用可能な環境であれば、会議支援機能を活用する
会議が始まったら、必要に応じて録画や文字起こし、ファシリテーターを開始します。
2. OneNote で会議用のページを作る
次に、OneNote で会議専用のページを作ります。
白紙のページを作っておけば OK です
私の場合は、定例会議、社内会議、顧客会議、など会議に種類があります。
OneNote には セクショングループ > セクション > ページ > サブページ という階層構造があります
セクショングループやセクションで会議の種類を分けて、その中にページを作るように工夫しています。
3. OneNote の「会議の詳細」から Outlook 会議を追加する
ここが今回の本題です。
OneNote のリボンから 会議の詳細 を選び、対象の Outlook 会議を追加します。すると、会議タイトル、日時、参加者、会議招待の本文などが自動でページに入ります。
手入力で会議名や参加者を転記しなくてよいので、会議数が多いほど効きます。
この段階で、OneNote ページは以下のような役割を持つようになります。
- 会議の基本情報の置き場
- 当日の議事録の置き場
- 会議後の録画やフォローアップの置き場
4. 会議中は OneNote にしてメモを追記
会議情報を挿入したら、その下にメモを書き足していきます。
チャットに流れた URL や参考資料も、その場で OneNote に寄せておくと後から楽です。
5. 会議後に Teams の情報を OneNote に寄せて仕上げる
会議終了後、Copilot の要約ができあがるまでしばらく待ちます。
要約が出来上がると OneNote の会議ページに追加します
以前までは 「会議の詳細」に同期ボタンがあったので、会議後にクリックすると自動で録画や AI 要約などが自動で入ってきていました。
しかし、2026 年 5 月現在は同期ボタンがなくなっています。
そのため再度「会議の詳細」から同じ会議を選び直す必要があります
一部、会議の基本情報は重複してしまいますが、録画や要約などをコピペするよりは圧倒的に便利です。
またファシリテーターを有効にしていると、ファシリテーターが書いたメモ (Loop の共同作業メモ)も挿入されます
OneNote はページ単位でしか共有できず、他者と一部の議事録だけを共有することは困難です。
内容をコピペして共有できますが、あとから修正した場合、修正内容を再度送りなおす手間が発生します。
しかし、Loop であれば個別に共有することができ、修正内容もリアルタイムで反映されます。
ファシリテーターを有効にしない場合でも、Loop メモを活用するのはおすすめです。
まとめ
個人的に行っている会議情報の整理をまとめました。
大量の会議情報を整理したいときは、OneNote を会議情報の母艦にする のが扱いやすいと感じています。
特に便利なのは、OneNote の 会議の詳細 から Outlook 会議を追加し、会議情報を自動で差し込める点です。これだけでも、会議名や参加者、日時の転記ミスがかなり減ります。
さらに、Teams 側の録画・録音・文字起こし・ファシリテーターと組み合わせると、会議前後の情報も追いやすくなります。
まずは次の 3 つだけでも試してみてください。
- OneNote で会議ページを作る
- 会議の詳細 から Outlook 会議を挿入する
- 決定事項と ToDo を同じページに残す
これだけでも、会議のあとに「あの情報どこだっけ?」となる回数をかなり減らせます。
本文では触れませんでしたが、Microsoft 365 の機能だけを使う(外部サービスやオリジナルアプリなどを使わない)ことで、組織が設定したセキュリティポリシーの範囲内で会議情報を管理できるのもメリットの一つです。